「フィールドを離れたことをお詫びする」マンチーニ監督が謝罪、PK戦を最後まで見届けず「自分のコントロールを失った」【アジア杯】

サウジアラビア代表は現地時間1月30日、カタールで開催されているアジアカップのラウンド16で韓国代表と対戦した。

サウジアラビアはスコアレスで迎えた46分にアブドラ・ラディフのゴールで先制するも、90+9分に土壇場でチュ・ギュソンに同点弾を許した。その後、延長戦でも決着は着かず、1-1で突入したPK戦に2-4で敗れ、8強入りを逃した。

PK戦で先攻のサウジアラビアは2人目までが成功したものの、3人目と4人目が痛恨の失敗。韓国の4人目のキッカーが決めたら負けるという場面で、ロベルト・マンチーニ監督はその結果を見届けず、ピッチを去った。

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この振る舞いには非難の声が上がるなか、エジプトメディア『cairo24』によると、マンチーニ監督は「試合終了前にフィールドを離れたことをお詫びする。あの瞬間、自分のコントロールを失った」と謝罪した。

また、以下のように激闘となった試合を振り返っている。

「チームとして成長してきたが、韓国との対戦は難しい。なぜなら彼らはアジアでも世界でも最高のチームの一つだからだ。我々は75分間良いプレーをしたが、致命的なゴールを許し、その後は互角の戦いになった」

なお、勝利した韓国は準々決勝でオーストラリア代表と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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