Night Tempoが昭和ポップスを令和のダンス・ミュージックへアップデートする「昭和グルーヴ」シリーズの第19弾「当山ひとみ ‒ Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ」が、1月31日（水）にリリースされています。
今回取り上げたのは80’sシティ・ポップのリヴィング・レジェンドの一人、昨今国内外で再評価の声が高まっている当山ひとみ。Night Tempo自身が制作したヴィジュアライザーも、彼のYouTubeチャンネルにて公開されています。
“Penny”の愛称で親しまれる当山ひとみは1981年のデビュー。その彼女の海外のシティ・ポップ・シーンでここ最近人気が再燃している2曲をNight Tempoがセレクト。
「エキゾティック横顔」は、1983年発表の彼女の3rdアルバム『NEXT DOOR』に収録され、今なお和物ミディアム・ブギー楽曲として人気の80’s和モノ・クラシック・ナンバー。DJ Muroも2015年にエディット・ヴァージョンをリリースしていますが、Night Tempoは彼らしいアッパーなフューチャー・ファンクにリミックス、既に彼のライヴ現場ではお馴染みのリミックスが公式リリースとなりました。
もう1曲の「CATHY」は、1983年発表の4thアルバム『SEXY ROBOT』に収録され、最近中国のSNSを中心に高い人気を誇るミディアム・テンポのシティ・ポップ・ナンバー。Night Tempoは印象的なホーン・セクションのパートをループさせたローファイ・ヒップホップへ大胆にリアレンジしています。
当山ひとみは、3月6日（水）にオールタイム・ベスト盤『Pretty Penny HITOMI TOHYAMA THE BEST ＆ RARE』をリリースすることが決定しています。1981年のデビューから現在までのオールタイム・ベスト選曲に加え、DJ MURO、ディミトリ・フロム・パリによるリエディットや、2018年に配信のみでリリースされたシングル「うたう MY LIFE」といった初CD化の音源も収録した作品となっています。
Night Tempoは2月15日（木）に東京・Zepp Shinjukuで自身の来日バースデイ・ライヴを行いますが、更に長野県の木島平村にあるスキー場「スノーリゾート ロマンスの神様」で2月24日（土）に開催される雪上音楽ライヴ〈木島平 SNOW LOVERS～愛とか、恋とか、出会いとか〉への出演も決定。出演はこれまでコラボをしている広瀬香美、松本伊代、早見優、そして彼がプロデュースするレトロポップ・ユニット、FANCYLABO。2月15日のライヴとは趣きの異なるロケーションで鳴り響く昭和グルーヴを堪能したいところです。
［コメント］
今回、アメリカや日本でのDJセットでかけていた曲を公式リリースできると思っていなかったので、とても嬉しいです。サンフランシスコのDJギグでは、「エキゾティック横顔」をプレイした時に、盛り上がり過ぎてDJ台に上がってしまった思い出もあります。「エキゾティック横顔」はフレンチ・ディスコを意識して、そして「CATHY」はサンプリング・ベースのヒップホップへのオマージュとしてリエディットしてみました。
当山さん、お元気ですか？昨年の僕のアルバムでコラボさせて頂き、ありがとうございました。いつも元気に歌っている当山さんを見ると、僕ももっと頑張らなきゃと思います。今後の活動も楽しみにしています。
――Night Tempo
