日本代表とアジアカップで対戦するバーレーン!大学で経済学修士号を取得するインテリ選手と、テコンドー黒帯有段者がいるらしい

日本代表は31日にアジアカップの決勝トーナメント1回戦でバーレーンと対戦する。

ワールドカップ予選で何度も対戦し、2度の敗戦を喫したこともある相手だ。

ここでは、今大会のバーレーン代表メンバーで珍しい経歴を持つ選手を調べてみた。

20番:マフディー・アル=フメイダン

2018年に代表デビューした30歳のウィンガー。

幼い頃からサッカーに夢中だったという彼は、クラブチームのユースでプレーしていたが、高校卒業後の2011年にカタールの大学に留学し、2013年にバーレーンに戻ってきたそう。留学時にもサッカーは続けていたようでカタールの複数クラブからオファーがあったものの、学業も続けたいということもあって断ったとか。

また、コロナ禍でスポーツ活動が停止状態にあった2020年には、経済学の修士号を取得するために大学に再入学。プロとしての将来を確保し、知識を身につけることが目的としつつ、学業の成績向上と選手としての成長とスキルはリンクしていないとも語っている。当時は勉強とトレーニングで時間を使い分けつつ、どちらもリモートで行っていたそう。

サッカーを始めたきっかけは先に兄がプレーしていたことだったそうで、幼い頃から支えてくれた家族に感謝しているとのこと。また、模範はストイックなクリスティアーノ・ロナウドだとか。

18番:モハメド・アデル

2015年に代表デビューしたディフェンダー。右サイドバックを主戦場とする。

アラビア語のWikipediaによれば、「武道(テコンドー)で黒帯を取得しており、第2回バーレーンオープン選手権に参加した」とか。ただ、アラビア語で調べてみてもそれ以上の情報は見当たらず、真偽のほどは不明。

グループステージでは韓国が日本との対戦を避けたと批判されたが、彼は「日本から逃げるよりも品格をもって負けるほうがいい。クリーンなプレーをしなければいけないし、日本から逃げて満足することなどできない」と発言した選手でもある。テコンドーは韓国発祥のはずだが、忖度なし!?

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なお、2019年大会のバーレーン代表には、科学系の大学出身で外務省職員になった代表選手もいたようだが、今大会はメンバーから外れている。

日本外務省によれば、「他の湾岸の国に比べて石油・ガス資源が少ないバーレーンは、人材こそ国の資源であるとして、教育に力を入れています。公立学校の教育費は全て無料です。サッカーは男子生徒にとっては大人気のスポーツです。バーレーンは島国ですので、水泳もさかんです。外が暑いので屋内プールも設置されています。しかし、部屋で過ごす時間がどうしても多くなってしまうようです。最近では、日本と同じようにスマートフォン、テレビゲームは生徒にとって必須のアイテムかもしれません。日本のアニメも大変人気があります」とのこと。

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