『声だけが聞こえる…』姿の見えない子猫を保護するまでの記録に絶賛の声続々「本当に素晴らしい」「ママさん素敵すぎる」

まるで自分の居場所を伝えるかのように、夏の夜の真っ暗な工事現場から猫の鳴き声が聞こえてきたそうです。猫の声は、人からの呼びかけに答えるように何度も何度も「ニャ～」と…。保護主さんは夢中で野良猫の救出作戦を実行。

それをまとめた動画がYouTube「コギチューブ【犬と猫のゆるい生活】」でアップされ、公開から半年で7万以上も視聴されています。

「姿が見えぬ猫はどんな子なのだろう…？」

それは夏の暑い日の夜、工事現場から「ニャー」「ニャー」と鳴く猫の声が聞こえたそうです。絶え間なく鳴く様子から、保護主さんは「おなかが空いているのか、さみしくて鳴いているのか…」と、とにかく猫がなにか困っているのではないかと想像したといいます。

姿は見えない猫がずっと鳴いていた…

鳴き声はするものの、姿は見えない猫。外で騒ぎ続けるのはご近所迷惑になると判断し、その日は一度自宅に戻ったといいます。猫のことが気になっていたある日、家族の一員であるコーギーのはなちゃんが車の下に何かの気配を察知！すぐ逃げてしまったものの、なんとなく猫の姿を確認できたとのことです。

「車の下に何かいるワン！」

「いたーーーーーー（撮影成功）！」

猫の姿を確認！保護も成功！

その後も猫の気配を感じれば声をかけ、声をかければ「ニャー」と返事がかえってくる日々。そんなある日、塀の上に例の猫と思われる野良猫を発見したとのこと。まるで猫も、保護主さんのことがわかるように、ジッこちらを「ジッ…」と見つめていたそうです。

白っぽい猫さんだったと判明

これまでの鳴き方から、野良猫からのSOSだと感じていたため、保護活動に踏み切ったとのこと。エサでつって捕まえようとしてはひっかかれ、段ボールに入れようとしては逃げられ、あの手この手。最終的には秘技「首根っこづかみ」で、無事保護したそうです。

想像以上の美猫さん

先住犬のコーギーはなちゃんもソワソワ♡

野良猫をはじめて家に連れ帰ったときは、本棚の影に隠れてなかなか出てこなかったそうです。しかし空腹だったので、フードを与えると物陰から出てきて食べていたとのこと。一見、かわいらしい猫ちゃんだったそうですが、体は痩せてゴツゴツ。ノミもたくさんいたのでしっかり病院でケアしたといいます。

「ごはんだごはんだ！！」

「今はたくさん食べるのが仕事！」

保護主さんの家庭にははなちゃんというコーギー犬が住んでいるので、まずは保護した猫を隔離。1部屋を猫部屋にしたところ、扉の外ではコーギーのはなちゃんが異変を察知していたそうです。廊下では先住犬のはなちゃんがドアの隙間からニオイを嗅いだり、廊下をウロウロしたり落ち着かない様子。ご対面する日が楽しみですね。