【整理収納のプロが解説】狭い洗面所を有効に活用する収納テク4選

洗面所は家族が毎日使う場所ですが、それ故に物も多くなりがちで狭く感じている人も多いはず。そんな狭い洗面所が使いやすくなる収納テクを、整理収納アドバイザーの松下香奈さんに教えてもらいました。

テク1:床置きをしない

床置きをするとより狭く感じてしまうので、極力床には何も置かないようにします。たとえば洗濯機の表面はマグネットが付くので吊るす収納に役立ちます。

洗面所で使うゴミ箱も床に置かずに洗濯機を利用した浮かせる収納をすると床も広く使えますし、掃除機をかけるときもどかす作業がなくなり楽になります。

テク2:洗濯機の上の空間を有効利用する

洗濯機の上のスペースが広く空いている、というお宅は多いのではないでしょうか?その空間も収納スペースとして活用できます。

左右の壁に突っ張り棒2本設置して、棒のあいだに収納ケースを置きます。小さな子どもでも使いやすいようにケースは斜めに角度をつけるといいでしょう。

ランドリーラックも市販されていますが、突っ張り棒なら百均でも揃えられるし、転勤族の場合簡単に取り外しができるのもメリットです。

テク3:洗面台下収納にも突っ張り棒を活用

洗面台の下の収納は高さがあるので、ここも上部の空間が空いてしまいがち。こちらも突っ張り棒を3本取りつけ、その上に収納ケースを置くだけで上部の空間を有効活用できます。

テク4:洗面所には使う物だけを持ち込む

洗面所のスペースは決して広くないので、洗面所では使わないようなものも持ち込んでしまうと、あっという間にもので溢れてしまいます。シャンプーや洗剤類のストック類は収納ケースに入る分だけ、と決めたり、結局使わないことになりがちな化粧品やシャンプーの試供品も持ち込まないようにしたりしましょう。

洗面台は毎日家族がリフレッシュする場所です。すっきり片づけて快適に使えるように収納を見直してみませんか。

◆執筆/松下香奈さん
衣食住をテーマに暮らしをちょっとのことでもっとたのしくする「SSS-Style+」に所属する整理収納アドバイザーで、3人の女の子のママ。セミナー講師なども行っている。

■SSS-Style+

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