野崎教育賞に中安教諭ら3人 授業や研究で成果 若手たたえる

(左から)中安翼教諭、竹本昌史教諭、吉岡雄志主幹教諭

 一般財団法人岡山県教育会(守時本夫理事長)は31日、授業や研究で優れた成果を上げた若手教職員をたたえる「野崎教育賞」の2023年度受賞者に、岡山市立芳明小の中安翼教諭(40)総社市立総社東中の竹本昌史教諭(39)矢掛高の吉岡雄志主幹教諭(40)の3人を選んだと発表した。2月14日に岡山市内で表彰式を開く。

 中安教諭は体育教育で児童の協調性を高める運動を考案、実践して他の教員の模範となった。竹本教諭は総社市内の数学教育の発展に貢献するとともに、学校全体の授業改善にも尽力。吉岡主幹教諭は地域と連携して開かれた教育を推進し、矢掛町の魅力向上に寄与した。

 同賞は県教育会初代理事長や県教育委員長を歴任した故野崎正衛氏の功績を顕彰し、1992年度に創設。40歳以下が対象で、受賞者は今回を含め118人。

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