松本人志問題「『お世話になった』は関係ない」 西川のりお苦言に人気芸人が反応「僕が言われてるんですかね?」

お笑い芸人・三浦マイルドさんが2024年1月30日、X(旧ツイッター)で、週刊文春の報道に揺れる「ダウンタウン」松本人志さんに「お世話になった」などとして擁護する芸人にお笑い芸人・西川のりおさんが苦言を呈したことに反応した。

「SNSでは一方的で極端な意見が多い様に感じます」

松本さんを巡っては、23年12月27日発売の週刊文春で性加害疑惑が報じられた。所属する吉本興業は同日、公式サイト上の発表で「当該事実は一切なく」と否定したが、24年1月24日の発表では「外部弁護士を交えて当事者を含む関係者に聞き取り調査を行い、事実確認を進めている」と説明した。

松本さん自身は8日、Xで「事実無根」と投稿。吉本興業は同日、松本さんから裁判に注力したい旨の申入れがあったとして活動休止を発表した。22日には週刊文春発行元の文藝春秋などに対し、名誉毀損による損害賠償と訂正記事での名誉回復を求める訴訟を松本さんが提起したと、吉本興業が発表している。

のりおさんは30日放送の「生島ヒロシのおはよう定食・一直線」(TBSラジオ)に電話出演。松本さんの性加害疑惑をめぐる芸人の発言について、「内側寄りのコメントはやめておいた方がいいと思うのが、『昔お世話になった』とか『尊敬して入った』とか『憧れていた』というコメントを入れるんですよね。そんなコメントだったら、悪いけど、入れない方がいいです」と指摘した。

さらに「お世話になったとか、なってないというのはその本人の問題で、関係ないことですからね。論点を間違ってるんですよね。争点と論点を。『いい人だった』とか『飲みに行ったら僕の場合は楽しかった』とか、そういう話はいいんですよ。今直面してる事例の話をしなければ、そんなコメント入れても意味がないですよね」などと苦言を呈した。

三浦さんは、のりおさんの発言について報じた記事を引用し「言われてんぞ、三浦マイルド」と指摘する投稿に、「えー!?これ僕が言われてるんですかね?」と反応。「SNSでは文春の報道にのっかった一方的で極端な意見が多い様に感じます。だから多様な意見があって良いと思いますし、のりお師匠の見解も貴重なものだと思います。ただ証拠がない状況で松本さんが性加害をやってると断じている論調は、受け入れ難いです」とつづった。

三浦さんは18日にXで「俺は、松本さんは、ただの助平なおじさんだと信じてる。性加害なんかするわけないと信じてる」「俺、子供の頃、死にたいて思う位の事があって、ダウンタウンさんに救われたんやから。芸人としてでなく、一ファンとしての気持ち」などと投稿。その後も一般ユーザーからの書き込みに返信する形で、同じ趣旨のポストを連投している。

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