堂本剛「耳も患っているから…」「自分の体を言い訳にせずに」自身の言葉で明かした想い

<記事提供:COCONUTS>

毎週土曜日の夜10時から放送されているラジオ番組『堂本剛とFashion&Music Book』。

1月27日の放送では、堂本剛さんがENDRECHERIとして発表している楽曲『LOVE VS. LOVE』に込めた想いを明かしました。

(画像:時事)

■堂本剛、全歌詞英語の楽曲を作ると決めた“理由”

番組では、リスナーが2024年に入って最初に聴いた堂本さんの楽曲、通称「剛曲」を募集したところ、『LOVE VS. LOVE』を聴いたというリスナーから数多くのメッセージが寄せられました。

全て英語の歌詞となっているこの楽曲について、堂本さんは「自分が英語を喋れないということもあったのですが、自分が何か新しいことに挑戦するということを、音楽を通してやりたいと思ったことがひとつ大きくて…」と明かします。

「耳も患っているから、そんな中でも英語の発音とかヒアリングから、すごく複雑な戦いではありました」と、挑戦した中で困難に直面したことを打ち明けつつ、「喋れない英語、それを歌うだけではなくて、リスニングする時もあって、自分の体を言い訳にせずに向き合ってやろうと思って」と、制作過程でのモチベーションを口にしました。

■堂本剛「僕をひとつ成長させてくれた楽曲」

堂本さんの『LOVE VS. LOVE』に関する話は続き、「この曲も、英語で全編を歌うことによって、グルーブがね、日本語にはないグルーブがあって」と、歌手だからこそ感じた部分を言葉にします。

「やっぱり英語って気持ちいいな、楽しいなっていう体感もできる曲ですね」と率直な感覚を明かしただけでなく、「僕をひとつ成長させてくれた楽曲でもあります」と宣言。

「この楽曲は僕自身も出来上がった時にすごいテンションが上がったし、僕の中でもすごい好きな楽曲だし、やっぱり奉納演奏させていただく場所でも『歌いたい』って思える、すごく強烈な一曲なんで、この曲を挙げて下さったこともすごく嬉しいです」とリスナーへ感謝の言葉を述べました。

■堂本剛、『LOVE VS. LOVE』を通して伝えたかった想い

堂本さんはこの楽曲に込められた自身の想いという部分で、「世界でたくさんの争いがある中で、平和を想うこと、祈ることということを、音楽を通して続けることが、まず自分が生きている間にできること、やりたいことだし、残せることだなと思っています。このような思いを持って、この『LOVE VS. LOVE』という楽曲を作りました」と語ります。

「愛、そして愛。自分の中にある愛とあなたの中にある愛。これは、戦わせるために、争いを起こすためにあるものではないんだよと。僕の愛とあなたの愛は、平和を考えるために、思うために、実現するためにあるんだよっていう、そういうことを伝えたくて」と、らしさ溢れる言葉で自身が楽曲に込めた想いを言葉にした堂本さん。

「愛というものも形がないから、物体としてないから、みんなすごく履き違えてしまったり、勘違いしたり、見失ったりするんだろうなって思います」と前置きしつつ、堂本さんらしくありのままの言葉で、この曲を通して表現した自身の感情を、次のような言葉で語りました。

「だからこそ、見失っちゃいけないなって思うけど、みんな自分の人生の1日1日っていうものは、ずっと平和なわけじゃない。大変だし、色々悩みもあったりするし、葛藤もあるし、生きるっていうのは本当に大変なこと。それもわかった上で、理解した上で、でも『LOVE VS. LOVE』。そんな思いでこの曲を書きました」

ネット上では、今回の堂本さんの話を受けて「LOVE VS. LOVEの話きけて嬉しい」といった声が続出したほか、「私も大好きでめちゃくちゃ聴いてる。感情揺さぶられる」のように、『LOVE VS. LOVE』が今年最初の「剛曲」だったと明かすリスナーも多数見られました。

また、楽曲に込められた想いを聞き、「剛くんの言葉や作品はたくさんの方の心に寄り添っているなあと改めて感じます」といったコメントもありました。

『LOVE VS. LOVE』の人気の高さが感じられるとともに、堂本さんがこの楽曲を制作すると決めた際の感情、歌詞に込めた率直な気持ちなどが感じられる話でした。

堂本さんがありのままの感情を言葉してくれたからこそ、ファンの方にとっては非常に貴重なエピソードになったのではないでしょうか。

【番組情報】
堂本剛とFashion&Music Book
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(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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