鈴木砂羽「原作者へのリスペクトなしにはあり得ない」 「実写化」への思いに反響「現役の俳優さんだからこそ」

俳優の鈴木砂羽さんが2024年1月30日にX(旧ツイッター)を更新し、漫画の実写化について演じる側の思いをつづった。

漫画の実写化をめぐっては、23年10~12月放送のドラマ「セクシー田中さん」(日本テレビ系)の原作者、芦原妃名子さんが24年1月26日にブログでドラマ制作側とのトラブルを明かし、その後29日に死去が報じられたことをきっかけに、インターネット上で「原作へのリスペクトが必要」といった声が相次いでいる。

「自分は漫画オタだから原作が一番好きです」

鈴木さんは映画「毎日かあさん」(2011年)、「俺物語!!」(2015年)など漫画の実写作品に出演しているほか、自身も18年にコミックエッセー「ボンちゃんがいく☆」を出版している。

Xで「自分は漫画オタだから原作が一番好きです」と切り出し、「でもドラマ化や映画化はそれはそれで喜ばしいことと思う」と実写化への率直な印象を明かした上で「だから自分がそのキャラを演じるとなれば光栄だけど世界観を壊さないようすごく緊張するしファンの方の期待に応えたいと努力する。映像製作は原作者へのリスペクトなしにはあり得ないと思ってます」と語った。

Xユーザーからは、

「仰るとおり、原作がナンバーワンなのです。原作者へのリスペクトが無いのなら関わるべきではない」
「現場の俳優さんがちゃんと声を上げてくれるのはありがたい」
「俺物語のお母さん、頑張って寄せてるなーとリスペクト感じましたよ!!原作者と脚本家はすごく密に連絡とか取り合って作ってると信じてたから、今回はショックでした」
「鈴木砂羽さんは、ご自身も漫画を描かれるから、なおさら原作者の思いを尊重し、汲み取れるんだろうな。こんな気持ちの役者さんとスタッフばかりなら、悲しいことは起こらないのに」
「鈴木砂羽さんのその言葉凄く胸に響く。現役の俳優さんだからこそ重い」

などのコメントが寄せられている。

【悩みを抱える人へ、厚生労働省が紹介している主な相談窓口】
・いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟) 0570-783-556(ナビダイヤル)/0120-783-556 (フリーダイヤル)
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・#いのちSOS(特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク) 0120-061-338
・よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター) 0120-279-338/(岩手県・宮城県・福島県から)0120-279-226
・チャイルドライン(特定非営利活動法人(NPO法人) チャイルドライン支援センター) 0120-99-7777 (フリーダイヤル)
・子供(こども)のSOSの相談窓口(そうだんまどぐち)(文部科学省) 0120-0-78310(フリーダイヤル)

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