PE-BANKは、1月20～21日に開催された「第4回全国高校AIアスリート選手権大会 シンギュラリティバトルクエスト2023」の決勝大会で「PE-BANK賞」を授与した。
同社は、総合的なAI／ICTのスキルを磨き上げた「AIアスリート」となる高校生を育成・発掘し、その頂点を決める競技大会「シンギュラリティバトルクエスト2023」に協賛。1月20～21日には同競技大会の決勝大会がオンラインで行われ、全国から参加する高校生による熱い戦いが繰り広げられた。決勝大会進出チームのなかから、競技の勝敗とは別に、とくに注目に値する選手・チームにPE-BANK賞を授与した。
各競技の受賞者は、「競技AQ」AIクエストではチーム「New Tech」（愛知県立東海樟風高等学校）が受賞した。じゃんけんAI作成のベースとなるAIモデルに独自性があった点が評価された。
「競技CQ」サイバークエストでは、チーム「HEXAGON」（京都府立嵯峨野高等学校）が受賞した。一人での参加ながら、2位に倍近い点差をつけて優勝した点が評価された。
「競技DQ」データクエストでは、チーム「完全無欠のメガネヤロー」（名城大学附属高等学校）が受賞した。高校生ながら実務レベルの仮設立て、エビデンスレベルが唯一レベル2であり、さらに因果推論の観点から分析を行っていた点が評価された。
「競技RQ」ロボクエストでは、チーム「K」（ギーク村）が受賞した。ライントレースのPIDループがかなり高レベルのコードになっており、キャリブレーションの独特さによってとても面白いコードであった点が評価された。
「競技XQ」Xクエストでは、チーム「checers」（愛知県立愛知総合工科高等学校）が受賞した。自分の手札だけでなく相手の手札を予測して最善手を考えるAI、また確率を考えて最適なパラメーターを中で考えている点が評価された。
