トヨタ、3車種79万台リコール ヤリスなどサスペンション不具合

トヨタがリコールを届け出た「ヤリス」(国交省提供)

 トヨタ自動車は31日、前輪のサスペンションの土台となる部品(ロアアーム)の耐久性に問題があるとして「ヤリス」「アクア」「シエンタ」の3車種計79万329台(2019年12月~24年1月生産)のリコールを国土交通省に届け出た。不具合申告が20件あった。

 国交省によると、ロアアームの取り付け部分に融雪剤が頻繁にかかると腐食して亀裂が生じることがあり、最悪の場合は破断して走行不能になる恐れがある。対策品に交換して対応する。

 トヨタは23年6月にもヤリスなど3車種計約59万台について、ロアアームに亀裂が生じているものがあり、破断する恐れがあるとしてリコールを届け出た。

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