バルセロナが“スウェーデンの貴公子”獲得に前進か…選手両親らと昼食&クラブハウス案内

バルセロナのU-21スウェーデン代表MFルーカス・ベリヴァル獲得オペレーションは順調に進んでいるようだ。30日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

イギリスメディア『カーディアン』による「ネクスト・ジェネレーション 2023」に選出された現在17歳のベリヴァルに対しては、かねてより欧州複数クラブが関心を寄せていたが、所属クラブのユールゴーデンのクラブ幹部がバルセロナと移籍交渉を始めたことを明かしていた。

そんな“ブラウグラナ”の垂涎のターゲットは、18歳の誕生日を3日後に控える30日にバルセロナに降り立ったようだ。『ムンド・デポルティーボ』によると、同選手は両親と代理人、そしてバルセロナのデコSD(スポーツダイレクター)と市内のレストランで昼食をともにしたとのこと。また、31日にはクラブハウスを訪問する予定で、バルセロナのプロジェクトに大きな価値を見出しているからこそ、今後過ごすことになる施設を見学したがっていると報じている。

なお『ムンド・デポルティーボ』は、バルセロナ入団のタイミングは今夏と指摘。登録はリザーブチームになるものの、プレシーズンはトップチームに帯同させる方針という。ただパフォーマンス次第では、そのままシーズン中もトップチームの一員として活動することになるようだ。

昨年10月に飛び級でU-21スウェーデン代表に選出された“貴公子”は、アンカーとインサイドハーフの両方でプレー可能で、MFフレンキー・デ・ヨングに類似したプレースタイルの持ち主。選手本人による決定的な「イエス」も近づいているが、バルセロナはこのまま契約締結に至れるのだろうか。

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