フレディ・マーキュリーがライブで着用していたケープが復活 英ソールズベリー博物館で展示

故フレディ・マーキュリーの象徴的なケープのレプリカが、新しいファッション展で展示されることとなった。ファッションデザイナーのザンドラ・ローズ(83)が、クイーンのフロントマン、フレディがステージで着用していた白いケープの複製を制作、ファッション好きな若者グループが共同企画した「ファッショニング・アワー・ワールド」展の一環として、イギリスのソールズベリー博物館に展示される。

同展覧会のプロジェクト・マネージャー、ケイティ・イングランドはBBCにこう語った。「この展覧会で若者たちと協力できたのは素晴らしいことです」「コレクションの中に、私たちはサステナビリティに関するたくさんのストーリーを見出しています。人々に観覧していただくのが楽しみです」

2月10日に、デザイナーのパトリック・グラントによるオープニングを飾る同展覧会には、サステナビリティと環境意識の 「力強い」ストーリーを伝える他のアイテムも展示される予定で、再利用された展示品だけでなく、新進気鋭から業界をリードするファッションデザイナーまで、またサステナビリティの専門家や学生による作品も展示され、ミニチュアのマネキンを使ってお披露目される。

同博物館のファッション・コレクションには、過去300年分の3500点以上が含まれている。

以前、フレディの遺品の一部が売りに出されたことがあり、ヤマハのピアノと『ボヘミアン・ラプソディ』の原稿は、それぞれ174万ポンド(約3億2666万円)と138万ポンド(約2億5820万円)の値がついていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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