山梨県北杜市が地元産ワインの魅力をPRするサイトをオープン ソムリエとぶどう畑を巡るメディア向けツアーも実施 ~ 小規模ワイナリーが生み出す多種多様なワインの魅力を発信 ~

山梨県北杜市では、このたび地元産のワインの認知拡大を図るため、総合情報サイトを開設しました。本サイトでは、北杜市のワイン文化について情報発信を行うほか、2023年10月に実施されたワイナリーやぶどう畑を巡るメディア向けツアーの様子を掲載しています。2008年にワイン特区に認定された北杜市は、小規模ながら質の高いワインの生産が行われており、独自のワイン及びワイナリーが北杜市の新しい魅力として注目を集めています。

サイトURL: https://hokutowine.com

サイトイメージ

北杜に広がるぶどう畑 1

北杜市産ワイン

■北杜市とワインについて

山梨県は日本国内でも歴史のあるワイン生産地の1つです。

山梨県の北西部に位置する北杜市は、四方を八ヶ岳や南アルプスなどの山々に囲まれた地域で、日本名水百選に選ばれた場所が3か所もある名水の里、また日照時間が日本一であることから、ぶどう栽培に適した気候と土地を活かし、2008年には「ワイン特区」に認定されました。この認定以降、北杜市では高品質なワインを生産する小規模ワイナリーが増加し、新たな関係人口も創出されています。

しかし、これまでの情報発信はワイナリーごとに留まっていることから、市全体としてのワインをPRするため、北杜市は北杜市産ワインの魅力を集約し伝える情報サイトを開設。また、メディア関係者を招聘しファムツアーを開催しました。この取り組みにより、市内ワイナリーへの関心を高め、ワイン及び食文化に関心を持つ多くの人々に北杜市の豊かな自然環境や文化を広く伝えることを目指しています。

ファムツアー…観光地の誘致促進のためメディア関係者やインフルエンサーなどに現地を視察してもらうツアーのこと。

試飲

地元食材とのマリアージュ

■北杜市産ワインの特長

「ワイン特区」に認定された地域では最低製造数量基準が緩和され、小規模事業者でもワイン製造に参入がしやすくなります。これにより北杜市では小規模ワイナリーが増加し、ワイナリーごとに特長が異なる様々なワインを楽しむことができるようになりました。また現在、北杜市産ワインは市場に出回る機会が少なく、希少価値が高いワインとなっています。

ワインセミナー

ぶどう畑での試飲

■今回開催したファムツアー「ソムリエと巡るHOKUTO WINEツーリズム」

北杜市は市の豊かな自然環境の中にあるワイン及びワイナリーの情報や自然環境、文化といった個性あふれる魅力をまずはメディア関係者にツアーを通して感じていただき、ワイン及び食に関心を持つ国内外の多くの方々に情報を発信するために1泊2日のファムツアー「ソムリエと巡るHOKUTO WINEツーリズム」を開催しました。ワイン系インフルエンサーを含む5社5名が参加し、ソムリエと一緒に市内のヴィンヤードやワイナリーを巡り見学、収穫体験、試飲、ワインセミナー、地元食材とのマリアージュを通して、北杜市産ワインの上質さや個性あふれる魅力に触れました。

ソムリエと巡るHOKUTO WINEツーリズム 1

ソムリエと巡るHOKUTO WINEツーリズム 2

ソムリエと巡るHOKUTO WINEツーリズム 3

■今後開催予定のツアーについて

今後、北杜市は美しい山々の景色をバックにソムリエとともに巡るぶどう畑見学や、ワイナリー見学、地域の文化施設とのコラボレーションなど地域の特色を活かしたツアーを開催する事業者のバックアップを予定しています。

ワイン好きの方はもちろんのこと、女性同士や親子での参加を想定しながら、ワインの楽しみ方を広げるとともに、家族や友人との特別な思い出作りの場となることを目指しています。

ツアーイメージ 1

ツアーイメージ 2

ツアーイメージ 3

今後、北杜市では北杜市産ワインとツーリズムとの親和性をPRし、国内外でのブランド認知を強化することを目指しています。

イメージ

■北杜市について

山梨県の北西部に位置する北杜市は、北は八ヶ岳連峰、南西は甲斐駒ヶ岳から連なる南アルプス、東は茅ヶ岳、北東は瑞牆山などの日本を代表する美しい山岳景観に囲まれています。また、清らかで豊富な水資源、高原性の気候、日本で一番長い日照時間、歴史的な町並みや滞在型温泉地、高原リゾート地など、豊かな資源に恵まれた地域です。

2024年1月1日時点の総人口は45,519人。近年では観光だけではなく、移住定住に関する施策にも注力しています。

公式サイト: https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/

北杜に広がるぶどう畑 2

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