「エディオンピースウイング広島」は国内初、屋根付きの「まちなかスタジアム」です。基本計画の策定から5年、総事業費は約286億円です。
31日朝行われた竣工式では、広島市の松井市長やサンフレッチェ広島の久保会長らが完成を祝いました。
広島市 松井市長
「サッカーを通じた国際交流の機会などを捉えて、平和の大切さ、平和への願いを広く国内外に発信する施設。新たな平和発信の拠点になるものと考えています。」
サンフレッチェ広島 久保会長
「今後はこのスタジアムを通じて地域に貢献できれば、感動を提供できればと思っています。」
スタジアムの象徴となるのが、約135mもの大きな屋根。平和や未来をイメージした広島の新たなシンボル「希望の翼」となっています。
翼といえば、スタジアムではこちらもお披露目。サッカーの名作漫画「キャプテン翼」の世界初となる巨大壁画です。
主人公・大空翼のセリフには「世界から戦争をなくしたい」「サッカーで平和をかなえたい」サッカーを通じた世界平和への思いが描かれています。
キャプテン翼の漫画家 高橋陽一さん
「スポーツの力と夢と世界平和を発信できる、感じることができる場所になってくれたらいいなと思ってます。」
国内初のまちなかスタジアム。試合以外でも楽しめるスタジアムの魅力満載です。