プロデビューを飾ったアルティーリ千葉の黒川虎徹「この環境でプレーできることにとても感謝」

1月26日から28日にかけて行われたBリーグで、新たな特別指定選手がデビューを果たした。

レバンガ北海道の菊地広人(大東文化大学4年)は信州ブレイブウォリアーズとのB1第19節第1戦で初出場、初得点。翌日の第2戦でもプレータイムを獲得した。秋田ノーザンハピネッツと特別指定選手契約を結んだ元田大陽(東海大学4年)は、川崎ブレイブサンダースとの第1戦で2本の3ポイントを含む10得点に1リバウンド2アシストと上々のデビューを飾った。

長崎ヴェルカの木林優(筑波大学4年)は三遠ネオフェニックス戦で2試合とも15分以上のプレータイムを得ると、6得点2リバウンド、5得点5リバウンドをマーク。初戦の試合後、クラブを通じて「個人としてはまず、試合に出たら得点を決めることが一つの目標だったので達成できたのでそこの部分はすごく良かったです」と振り返りつつ、「チームとしてはこういう結果になってしまい自分も試合に出ている身としてやっぱり責任もありますし、しっかり反省をしていきたいと思います」とコメントした。

筑波大バスケットボール部を退部し、2シーズン連続で宇都宮ブレックスへ加入した小川敦也も登場。初得点を挙げた第1戦の試合終了後には記者会見にも臨み、「素晴らしいファンの皆さんの前でプレーすることはとても光栄。ブレックスファンと一体となって戦えていると感じているので心強い限り」とデビュー戦の感想を語った。

B2のアルティーリ千葉でキャリアを始めた黒川虎徹(東海大学4年)もバンビシャス奈良戦でプロデビュー。初戦こそ出場時間が限られたものの、第2戦では11分27秒のプレータイムで5得点3アシストと起用に応えた。クラブの公式Xを通じて「加入から今日まで、いつでも出れるように準備をしていた。まずチームのセットオフェンスを覚えること、そしてディフェンスもアグレッシブに前からプレッシャーをかけられるように練習から意識してプレーしていた」と明かし、「自分が想像していた以上に、A-xxやBリーグのファンは熱狂的だと感じた。この環境でプレーできることにとても感謝している。(今後の抱負として)チームの勝利に貢献することと、ルーキーらしくアグレッシブにプレーをしていきたい」とコメントした。

【動画】黒川虎徹 第2戦で5得点3アシスト

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