愛猫のごはんに添える『トッピング』5選 いつもの食事にちょい足ししてマンネリ回避

愛猫のご飯に添えるおすすめ「トッピング」

猫は人間ほど味覚が鋭いわけではないものの、キャットフードの風味や食感にこだわりを持っています。そして時々、好みが変化したり日々の食事にマンネリ化を感じることがあるようです。

(そういえば最近、愛猫の食い付きが悪いかも…)と思ったとしても、実は食事に飽きさせない良い方法があります。それは「トッピング」を追加すること!

ベースとなるキャットフードはそのままに、今のごはんにちょい足しするだけで変化を加えることができます。

そこで今回は、愛猫のごはんに添える「トッピング」を紹介いたします。

1.ウェットフード

特に冬場におすすめしたいのが、ウェットフードのちょい足しです。

寒い日は猫の活動性も落ち、食事や水分補給が億劫になってしまうことがあります。そこで活躍するのがウェットフードなのです。

ウェットフードは8割が水分でてきているうえに、風味が強いという特徴があります。つまり、美味しく食べて水分補給もできるというわけです。

ちなみにウェットフードは療法食もあります。普段食べているものと同系統のウエット版があれば、トッピングとして活用できるので参考にしてみてください。

2.液状おやつ

あの液状おやつは、おやつとして与えるだけではなく、ごはんのトッピングとしてフードにかけても喜ばれます。

特にフードを切り替えなければならない時や、投薬が必要な時などにおすすめです。親しみやすい味によってフード慣れを促したり、心を満たすことができるでしょう。

ちなみに先程のウェットフードの場合もそうですが、ベースとなるキャットフードを7割程度の量に減らした上からトッピングするようにしてください(食事量のバランスを保つため)。

3.マタタビ

マタタビもまたトッピングとしておすすめできるアイテムです。猫が喜ぶ香りがすることで、食欲を促すことができます。

ただし、かけすぎには要注意です。量が多いと興奮状態になって暴れることがあります。

あくまでも普段の食事量はそのままに、極微量をふりかけるというイメージでトッピングしましょう。

4.スープ系のフード

ウェットフードと同様に、スープ系のフードもまた水分補給を促すトッピングとしておすすめです。

元々猫用に作られたものなので、薄めることなくそのままかけることができます。寒い季節は人肌程度に温めたものを活用すると良いでしょう。

5.猫用の煮干しや鰹節

猫用であれば、煮干しや鰹節をトッピングしても喜ばれるでしょう。

ただし尿路結石の既往歴がある猫や、腎臓が弱い猫には適しません。猫種柄、これらの病気になりやすい場合も控えたほうが無難です。

気になる方は、ワクチン接種のタイミングを活用して、獣医さんに相談してからあげると安心です。

まとめ

健康面に問題はないけれど、最近どうも愛猫の食い付きが悪い…。そんな時は、日々の食事に飽きが来ているのかもしれません。猫はグルメな動物だといわれています。

食事がマンネリ化してしたと思ったら、ちょい足し術を上手に活用してみてください。ただし、液状おやつやスープ状のごはん、ウェットフードなどはドライフードとカロリーがことなります。

意外と量が多くても水分が多くて、必要な熱量に足りていない場合もあるため、トッピングをしたときにドライフードと合わせて、猫にとって必要な量になっているかどうかを確認するようにしましょう。

最後に重要なポイントをひとつ。トッピングしたご飯は基本的に置き餌はしないようにしましょう。特にスープやウェットフードをかけたものは絶対にNGです。たとえ寒い時期でも、暖房などによって腐敗してしまいます。くれぐれも回収忘れに気をつけてください。

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