高梁川流域の4市長が国や岡山県と意見交換 合流点付け替え工事完了後も入念な確認を

高梁川流域にある倉敷市、総社市、新見市、高梁市の市長が、大雨への備えについて国や岡山県と意見を交換しました。

倉敷市船穂町柳井原(2023年10月)

西日本豪雨から5年が経過し、2023年度中には高梁川と小田川の合流点付け替え工事が完成する予定です。

会合では、中国地方整備局の担当者らが、工事が順調に進んでいることや合流点の付け替えに伴って浸水想定区域図を見直すことなどを報告しました。

4人の市長からは、工事が完了した新年度以降も入念な確認を国や県に求める意見などが挙がりました。

(倉敷市/伊東香織 市長)
「夏の出水期に(新たな合流点に)水が流れて、しっかり効果が出ているということを確認できる時が、この工事の竣工だと思っています」

次は2024年11月ごろに会合を開き、出水期のデータなどを踏まえて、合流点付け替え工事の効果などを報告する予定です。

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