関係先の女性を呼び出し抱きつく、頭や肩を触る 県教委のセクハラ男性職員を停職処分…依願退職

島根県教育庁は、仕事上の関係があった女性に抱きつくなどしたとして、60代の男性職員をきょう付で停職2か月の懲戒処分としました。この職員は退職しました。

処分を受けたのは、島根県教委が所管する教育センターなどの教育機関で一般事務職員として勤務し、おととしから再任用になっていた男性職員(60代)です。

2015年と去年、5回にわたり関係先の女性職員を呼び出すなどして抱きついたほか、頭や肩を触るなどしていました。

仕事がやりにくくなると考えた女性は呼び出しなどに応じていましたが、去年8月に職場に被害を報告。

県教委の事情聴取に男性職員は「浅はかな行為で反省している」と、行為を認めているということです。

県教委は地方公務員法の信用失墜行為に当たるとして、きょう付で停職2か月の懲戒処分とし、職員は依願退職しました。

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