気になる図柄は…動物描いたカラー千円銀貨 財務省、国立公園制度100年で記念貨幣 初回は沖縄3種類

国立公園制度100周年記念貨幣(石垣島の川平湾とイリオモテヤマネコ、表面)

 財務省は30日、国立公園制度100周年を記念した貨幣を発行すると発表した。初回分は西表石垣、慶良間諸島、やんばるの三つの国立公園の図柄に決定。同省は国立公園ごとに34種類の千円銀貨幣を、2031年までに順次発行する予定だ。

 同省によると、銀貨幣は直径40ミリ、重さ31.1グラムの純銀製。表面には(1)石垣島の川平湾とイリオモテヤマネコ(2)サンゴ礁とアオウミガメ(3)国頭村の比地大滝とヤンバルクイナ-の図柄がカラーであしらわれ、裏面には共通の「国立公園統一マーク」が描かれている。

 販売価格は各1万3800円で、発行枚数は各4万枚。5月14日から3週間程度申し込みを受け付ける。申し込み方法は5月13日午後5時以降に造幣局のホームページで公表する予定。(東京報道部・嘉良謙太朗)

国立公園制度100周年記念貨幣(サンゴ礁とアオウミガメ、表面)
国立公園制度100周年記念貨幣(国頭村の比地大滝とヤンバルクイナ、表面)

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