1月の中国製造業購買指数、前月比0.2ポイント高の49.2

1月の中国製造業購買担当者指数は前月比で0.2ポイント高の49.2に小幅上昇し、3カ月連続した下落が止まり、景気がやや回復する傾向を示しました。

中国物流購買連合会と国家統計局サービス業調査センターが31日に発表した1月の中国製造業購買担当者指数(PMI)は、前月比で0.2ポイント高の49.2に小幅上昇し、3カ月連続した下落が止まり、景気がやや回復する傾向を示しました。

サブインデックスから見ると、製造業の生産活動の成長が加速し、国内外の市場ニーズはいずれも安定して上昇しています。具体的には、企業の生産活動が成長を加速させており、1月の生産指数は前月比1.1ポイント高の51.3とここ4カ月で最高レベルとなり、8カ月連続で上昇する傾向を示しています。

業種別に見ると、製造業21業種中13業種でPMIが前年同期比で上昇し、1業種がほぼ同等レベル、7業種で下落しました。主要産業から見ると、装備製造業は50.1、ハイテク製造業は51.1、消費財製造業は50.1といずれも上昇傾向にあります。

企業規模から見ると、大型企業は安定的な成長を保ち、1月のPMIは前月比0.4ポイント高の50.4と、需給共に前月比で伸びが加速しています。

非製造業の状況を見ると、非製造業景況感指数(ISM)は前月比で0.3ポイント高の50.7と2カ月連続で小幅上昇し、昨年第4四半期(10-12月)から続く安定・回復傾向を示しました。(提供/CRI)

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