県内13のJA組織の一本化を目指した再編協議会が、合併協議の休止を決めました。
協議からの離脱が相次いだことを受けた対応ですが、JA秋田中央会の小松忠彦会長は「13JAの合併が必要」と述べ、協議再開を目指す考えを示しました。
県内のJA組織の一本化に向け、各地域のJAと秋田中央会が話し合いを進めてきた協議会。
先月下旬に離脱を表明した秋田なまはげの組合長も出席しました。
非公開で行われた協議会では秋田なまはげの離脱とその経緯がほかのJAに伝えられたということです。
県内13のJAの一本化を目指した協議会。
「独自での改革を目指す」「統合によるメリットが感じられない」などとして離脱が相次ぎました。
秋田なまはげ以外にも、秋田やまもと、大潟村、秋田ふるさと、それに秋田おばこと比較的経営規模の大きいJAが離脱しています。
協議会は、8JAだけの合併ではメリットが少ないなどとして合併協議の休止を決めました。
JA秋田中央会小松忠彦会長は「立ち止まって終わるのではなくてもう1度枕木を敷いてレールを敷いてということを取り組んでいくことがこれから求められている」と語り、あくまでも13JAでの合併が必要だと述べました。
3年後に開かれる秋田県JA大会までに合併協議を再開することを目指していて、今後も各JAとの議論を続けていくことにしています。