ソン・イェジン、高額寄付のビハインドストーリーが話題…ベビーボックスを実際に訪問も

写真=MSTEAMエンターテインメント

最近、ソン・イェジン&ヒョンビン夫妻が、ソウル峨山(アサン)病院と、財団法人ジュサラン共同体のベビーボックスに、合わせて1億5000万ウォン(約1,600万円)を寄付したことが話題になった。

それだけでなく、ソン・イェジンは、寄付の決定に先立ち、昨年12月に所属事務所MSTEAMエンターテインメントのイ・ヒョクジン代表と一緒にベビーボックスを訪問した。約2時間30分も滞在し、ベビーボックスで保護された赤ちゃんたちに会い、ボランティアスタッフとも多くの会話を交わしたという。

危機乳児保護相談支援センターのヤン・チャンス課長は、電話取材で「ソン・イェジンさんが訪問してくれるとは夢にも思っていなかったが、本当に来てくれて、私たちスタッフも驚いた」とし、「ソン・イェジンさんは寄付金が実質的に子供たちに使われることを望んでおり、この日の訪問をきっかけに、クリスマスプレゼントのような高額の寄付をしてくれた。本当に感謝している」と話した。

ソン・イェジンは、複数の寄付金が集まって赤ちゃんの大切な命を救い、保育所を出て自立が必要な子供たちの貯金としても使われるという説明を聞いて、涙を流したという。今まで危機乳児保護相談支援センターを通じて保護された子供は約1,000人に上るが、この中で30%は家庭に戻り、10%は養子縁組の手続きを踏んでいる。半数以上の60%は保育所に送られ、その後に独り立ちをする。

ヤン・チャンス課長は「ソン・イェジンさんが寄付したことを世間に明かさないという条件で寄付をしてくれたが、こちらの立場もあるので、遅ればせながら了解を得て世間に発表することにした」と説明した。彼は「国の支援が得られない死角地帯、遠い坂道まで来てくれて、真心を見せてくれたソン・イェジンさんの温かい心を忘れない」と付け加えた。

先立って彼女は、大邱(テグ)社会福祉共同募金会を通じて、低所得層の新型コロナウイルス感染予防及び治療のために1億ウォン(約1,090万円)を寄付。さらに、ヒョンビンと共に慶尚北道(キョンサンブクド)蔚珍(ウルチン)と江原道(カンウォンド)三陟(サムチョク)で発生した山火事により苦しんでいる被災者のために、2億ウォン(約1870万円)を寄付した。

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