羽鳥の妻・麻里の台詞が話題「いてくれてよかった」安堵の声

戦後を明るく照らす大スター・福来スズ子の波乱万丈な人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。1月31日放送の第84回では、出産が近づき不安になるスズ子に寄り添う羽鳥の妻・麻里が話題となった。

スズ子(趣里)と話す、羽鳥の妻・麻里(写真左、市川実和子)(C)NHK

「ジャズカルメン」の舞台が終わって3カ月。出産予定日が迫ったものの、スズ子(趣里)と恋人・愛助(水上恒司)は会えないままだった。愛助になにかあったのではと案ずるスズ子は、マネージャーの山下(近藤芳正)と坂口(黒田有)を問い詰める。

「風邪をこじらせただけ」という2人の言葉に心配を募らせるスズ子は、作曲家・羽鳥(草彅剛)の妻・麻里(市川実和子)を訪ねる。麻里の言葉を聞いて気持ちを落ち着かせたスズ子は、大阪で療養する愛助の無事を祈り続けるのだった。

今回の放送では、一向に愛助と会えず不安を募らせるスズ子が、3児の母である麻里のもとを訪問。長男・カツオを身ごもった際は不安だったと振りかえり、「小さな支えになったのがお腹にいたカツオだったの」とスズ子に語る麻里が描かれた。

心細い思いをするスズ子が描かれていただけに、スズ子に寄り添う麻里に「先輩ママの麻里さんがいてくれてよかった」「麻里さんの言葉が心に残る」「麻里さんみたいな人がほしい」などの声が寄せられ、X(旧ツイッター)では「麻里さん」がトレンド入りしていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。2月1日放送の第85回では、スズ子の陣痛が始まったタイミングで、大阪から知らせが届く。

文/つちだ四郎

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