「歌舞伎揚 瑞夢」発売10周年 記念限定フレーバー「七福梅味」開発 花が咲いたような仕上がり×梅 縁起が良い7つの食材もウリ

天乃屋は「歌舞伎揚 瑞夢 七福梅」を開発し3月4日に新発売する。

「歌舞伎揚 瑞夢(えび味・しょうゆ味)」が発売10周年を迎えることを記念した限定フレーバーとなる。

瑞夢(ずいむ)とは、縁起のよい夢の意味。

「吉夢・初夢・夢占いでは“花が咲く”夢を見ると“目標達成、才能が開花する”と言われ、縁起が良いとされている」(天乃屋)という。
「歌舞伎揚 瑞夢」は、生地を揚げる直前にサッと霧吹きする「水吹きフライ製法」を導入して、煎餅の表面全体に細かなひび割れをつくりパっと花が咲いたような仕上がりが特徴となっている。

記念限定フレーバーの「七福梅」は、この開花したような仕上がりと縁起物の梅をかけたもの。

「香り高く旨味の濃い紀州産完熟梅をはじめ、梅酢、昆布、カツオ、塩、みりん、はちみつの7種の食材を使用した上品な酸味と香り高い味わいのタレで味付けをした七福の味わいを持つ梅味」と胸を張る。

「歌舞伎揚 瑞夢 七福梅」個包装

希望小売価格は270円。

同社調べによる、7種の食材の言い伝えは以下の通り。

――梅と梅酢:縁起物として豊かな生活、出世や開運のいわれを持ち、梅の花は運気上昇の意味合いがある。

――昆布:喜ぶ(養老昆布)の語呂合わせからお祝いや、不老長寿の願いなどが込められている。

――カツオ:勝魚や勝男、勝魚武士とも書き、古くから縁起のよい魚として珍重されている。

――塩:塩(えん)と縁をかける、または盛り塩は商売繁盛や縁起担ぎとして用いられ、塩が持つ殺菌効果も清めの意味にも由来している。

――みりん:年始に飲むと1年の邪気を除き、健康でいられるとの言い伝えの“お屠蘇(おとそ)”を作る材料の1つで、平安時代から続く伝統的なお祝いのお酒。

――はちみつ:ミツバチは幸運の象徴と言われ、はちみつを蓄える習性から“金運上昇”、女王バチ中心の大きな家(巣)作りから子孫繁栄、また、栄養価の高さから長寿の象徴とも言われる。

パッケージ裏面で7種の食材の言い伝えを訴求

© 株式会社食品新聞社