能登半島地震1カ月 札幌市、職員派遣を継続 延べ138人 広い家屋、調査長期化も

避難所となっている体育館で給水支援を行う札幌市職員=1月11日、七尾市(札幌市提供)

 元日に最大震度7を記録した能登半島地震から1日で1カ月。被災した石川県の自治体を支援するため札幌市は、家屋の被害調査や給水、医療支援などで、職員らを延べ138人(1月31日現在)派遣している。現地には、古くて広い家屋が多いため、被害が大きくなり、調査に時間がかかるほか、再建が困難になる液状化現象の被害を受けた建物や、高齢の住民が多いことなどから、市は支援が長期化するとみて、継続的に職員を派遣する方針だ。

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