1万円以下で買えるノイキャンイヤホン「Redmi Buds 5 Pro」! “没入感”高まる音響モードも

シャオミ・ジャパンが、完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 5 Pro」をリリース。ノイズキャンセリング機能搭載、高音質で没入感ある音楽体験ができるとアピールしていますが……?

シャオミ・ジャパンは2024年1月15日、完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 5 Pro」を発売しました。Xiaomi公式オンラインストア「mi.com」ほか、Amazon、楽天市場で販売しています。

完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 5 Pro」

「Redmi Buds 5 Pro」(税込9980円)は、ノイズキャンセリング機能を搭載したワイヤレスイヤホンです。以下で特徴を紹介します。

Redmi Buds 5 Proのパッケージ
Redmi Buds 5 Proの同梱物

高音質を実現した独自の音響システム

イヤホンの形状は「カナル型」で、耳にフィットするデザインです。インイヤー検出機能により、イヤホンを耳から外すと再生が自動的に一時停止。再装着すると再開します。

カナル型イヤホン

内部にはXiaomi独自の「同軸デュアルドライバー音響システム」を搭載し、クリアなサウンドを実現。オーディオコーデック(※)はSBC/AAC/LC3/LDACをサポートしています。 ※音声データの圧縮変換方式のこと。LDACは高音質を特徴とするコーデック スマートフォンアプリ「Xiaomi EarBuds」を使えば、4つのEQ(=イコライザー)モードから、好みに合わせた音響環境を選択し設定することもできます。また「イマーシブオーディオ」というユニークな機能もあり、「標準モード」「ミュージックモード」「ムービーモード」の3種から選択することができます。

高性能なアクティブノイズキャンセリング機能

周囲のノイズを低減する「ノイズキャンセリング機能」も充実。最大52dB/4kHzの高性能アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能に加え、クリアな通話品質を実現するAI通話ノイズリダクションを搭載しています。 外部音取り込みモードは以下の3種類です。 ・通常モード:音楽と環境音を聴くことができるモード ・拡張音声モード:対面で会話する際に適したモード ・拡張周囲音モード:周囲の小さな音も取り込み、ユーザーの安全を確保するモード ノイズキャンセリングのオン/オフはイヤホン本体をタッチ操作することで切り替えられますが、アプリからも操作可能です。アプリではさらに、耳とイヤホンの装着方法を分析し、ANCプロファイルを作成することも可能です。

ノイズキャンセリングの設定はアプリ「Xiaomi EarBuds」から行える

充電ケース利用で最大38時間の再生が可能

バッテリーに関しては1回の充電で約10時間、充電ケース利用で約38時間の連続再生が可能。急速充電を利用すれば5分間の充電で約2時間の再生が可能です。なお充電ケースはグーグルのペアリング技術「Google Fast Pair」に対応しており、ふたを開けるだけでAndroidデバイスと簡単にペアリングできます。

充電ケース
充電ケースを開けた状態

使用感は快適。充実のサウンドを実感できる

「Redmi Buds 5 Pro」を実際に利用してみると装着感が良く、長時間の利用でも疲労は感じませんでした。今回、音質については特にカスタマイズしませんでしたが、標準状態で十分という印象です。ノイズキャンセリング効果も大きく、ノイズの多い場所でも快適に音楽を楽しむことができます。 「イマーシブオーディオ」のミュージックモードでは、コンサートホールで聴いているかのような音の広がりを感じることができました。 「Redmi Buds 5 Pro」はハイエンドなイヤホンに匹敵する機能を搭載しながらも、税込9980円でリリースされました。1万円以下でワンランク上の機能を持つイヤホンを探している人にはおすすめのモデルです。 (文:伊藤 浩一(スマートフォンガイド))

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