水戸や札幌などでプレーしたMF菊岡拓朗が現役引退を発表、J通算300試合以上出場

SC相模原時代のMF菊岡拓朗[写真:Getty Images]

COEDO KAWAGOE F.Cは29日、MF菊岡拓朗(38)が現役を引退することを発表した。

SC相模原は10日、退団が発表されていたMF菊岡拓朗(33)がJFLのラインメール青森へと加入することを発表した。

静岡県の清水東高校出身の菊岡は、法政大学を経て2008年に水戸ホーリーホックへ加入。抜群のキック精度を武器に、以降は東京ヴェルディ、栃木SC、北海道コンサドーレ札幌、SC相模原でプレーし、2019年に日本フットボールリーグ(JFL)のラインメール青森へ加入した。

青森では3シーズンを戦い、SHIBUYA CITY FCを経て2023シーズンからは川越でプレーし、チームの関東リーグ2部昇格へ貢献。J2通算241試合26得点、J3通算75試合2得点、JFL通算61試合4得点という成績を残した。

なお、菊岡は天皇杯の埼玉県予選を兼ねる「第15回埼玉県社会人サッカートーナメント会長杯(天皇杯) 兼 彩の国カップ埼玉県サッカー選手権大会」の予選終了をもってスパイクを脱ぐとのことだ。

16年間走り続けたファンタジスタは、川越の公式サイトを通じて次のようなコメントを残している。

「この度、プロサッカー選手を引退する決断をしました」

「まずはじめに水戸ホーリーホック、東京ヴェルディ、栃木SC、北海道コンサドーレ札幌、SC相模原、ラインメール青森、SHIBUYA CITY FC 、COEDO KAWAGOE F.Cの関係者の皆様、ありがとうございました。人との出会いに恵まれここまでプレーすることができました」

「勝ちたい、誰にも負けたくない、誰よりも上手くなりたい、その気持ちが私の原動力でした。私に携わっていただいた指導者の皆様、ありがとうございました。そしていつも一番近くで応援してくれた家族のみんな、ありがとう。いつもパワーをもらっていたよ」

「これからまた新たな夢に向かって邁進していきたいと思います。16年間ありがとうございました。菊岡拓朗」

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