森保ジャパンがベスト8進出! 堂安、久保、上田のゴールでバーレーンに3-1快勝! 準々決勝でイラン対シリアの勝者と対戦【アジア杯】

日本代表は現地1月31日、アジアカップのラウンド16でバーレーンと対戦。3-1で快勝し、ベスト8に駒を進めた。

森保ジャパンのスタメンは以下の通り。システムは4-1-4-1でGKは鈴木彩艶、最終ラインは右から毎熊晟矢、板倉滉、冨安健洋、中山雄太、中盤の底は遠藤航、2列目は右から堂安律、久保建英、旗手怜央、中村敬斗、1トップは上田綺世が務めた。また三笘薫が今大会初めてベンチ入りを果たした。

立ち上がりからボールを握る日本は、最終ラインから丁寧に繋いでビルドアップ。猛攻を仕掛けると、最初の決定機は10分だった。左CKに上田がヘディングで合わせる。これはGKの好セーブに阻まれた。

22分、アーリークロスにファーサイドで反応した冨安が競り勝ち、頭で折り返すと、これに遠藤がヘディングで合わせる。しかしシュートは中村に当たってしまい、クリアされる。29分のピンチには、GK鈴木が好セーブで立ちはだかり、相手に得点を許さない。

そして31分、ついに先制。ペナルティエリア手前中央から毎熊が不意を突いて右足を振り抜く。強烈なシュートは左ポストに直撃し、はね返りにフリーで反応した堂安が収め、冷静にゴールに流し込んだ。39分に中村が放ったシュートは枠を捉えられず、1点リードで前半を終えた。

【動画】毎熊の強烈ミドル→堂安が先制弾!
後半も日本のペース。すると49分、敵陣深くにテンポの良い繋ぎで攻め込むと、相手DFがかき出そうとしたボールがゴール前にこぼれ、これにフリーで反応した久保が、冷静に右足でゴールに蹴り込み、追加点を挙げる。

62分には中村がネットを揺らすが、その前にオフサイドがあったとして得点取り消しに。するとその2分後に失点。左CKからの相手のシュートをGK鈴木が弾くと、浮いたボールをクリアしようとした上田と鈴木が交錯。そのままボールがゴールに吸い込まれ、オウンゴールで1点差に詰め寄られる。

68分に三笘と南野拓実を途中投入。その直後、今大会初出場となった三笘が左サイドから鋭いドリブルで仕掛けるなど、さっそく存在感を示す。

攻勢を強めると72分、細かいボールタッチで相手をかわし、裏へドリブルで抜け出した上田が、ペナルティエリア右から右足を振り抜く。強烈なシュートはGKの股を抜いてゴールに突き刺さった。

再び2点差とした日本は、その後も再三にわたりチャンスを創出。フィニッシュの精度を欠いて4点目とはならなかったが、最後までリードをしっかりと守り、勝利を手にした。

勝利した日本は、このあと25時から行なわれるイラン対シリアの勝者と、2月3日に準々決勝で相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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