冨安健洋が警鐘「全体的に締まりがなかった」 中2日での準々決勝には自信「僕らはプロフェッショナル」

日本代表は31日、AFCアジアカップカタール2023・決勝トーナメント1回戦でバーレーン代表と対戦し、3対1で勝利した。

冨安健洋はセンターバックの一角として先発フル出場。「まずは次のステージに進むことができたので、そこはポジティブな面かなと思います」とバーレーン戦を総括した。堂安律、久保建英の得点で2点のリードを奪うが、64分にセットプレーから失点。またしても完封での勝利とはならなかった。

冨安は「2点目が入った後に、少し落ち着いちゃったというか。3点目、4点目を取りに行って試合を殺さないといけない場面でそれができず、逆に相手に流れを渡してしまって良くない時間帯に失点をしてしまった。これがサッカーなのかなと思いますけど、そういった部分のコントロールは僕ら後ろの選手がしないといけなかった」と反省の弁を述べた。その中で72分に上田綺世がダメ押しとなる3点目を決めたことについて「個人技でしっかりと3点目を取ってくれたので、本当に感謝したい」と話した。

2勝1敗でグループDを2位で通過し、グループステージ第3節のインドネシア代表戦から中6日で臨んだ一戦。「逆に6日あって、全体的に締まりがなかった」という。次戦は2月3日(土)20時30分〜、イラン代表対シリア代表の勝者と対戦する。中2日で準々決勝を迎えるが「所属クラブでみんな連戦には慣れていますし、そっちの方が体が動くという選手もいると思います。中2日はやってみないと分からないところもありますけど、僕らはプロフェッショナル。まずはできる限りのリカバリーをして、次に向けて準備するところは変わりない」と次戦を見据えた。

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