「連絡はしてないです(笑)」サウジ撃破に貢献の韓国代表DF、元同僚の日本代表2選手との再会を望む「決勝で会いたい」【現地発】

韓国代表は1月30日に開催されたアジアカップのラウンド16で難敵サウジアラビアと対戦。46分に先制を許すも、後半アディショナルタイム9分に追いつくと、延長戦を経て突入したPK戦を4-2で制し、準々決勝進出を果たした。

試合後、かつてサガン鳥栖や鹿島アントラーズでプレーしたDFのチョン・スンヒョンに声を掛けると、「日本語で大丈夫ですよ」と笑顔で取材に対応してくれた。

「非常に難しい試合でしたが、勝てて良かったです」とゲームの印象を述べた29歳は、難敵を破った勝因について、「攻撃にいい選手がたくさんいますからね。ソン・フンミンやファン・ヒチャンらは非常に良かった。それと、選手全員に勝ちたい気持ちが強かった」と話す。

自身は3バックの右でスタメン出場し、勝利に貢献。4バックに移行するために64分でベンチに下がったものの、「(自身の出来は)悪くなかった。戦術的に交代になりましたが、勝てて良かったです」とコメントしている。

日本代表については、「鹿島にいたときに、町田浩樹と上田綺世と一緒でした。連絡はしてないです(笑)。インスタはフォローしているんですけど、見るだけですね(笑)」と明かし、「日本もきつい戦いでしたが、いいチーム。決勝で会いたいです」と再会を望んだ。

韓国は2月2日の準々決勝で、難敵オーストラリアと対戦する。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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