漫画界の巨匠・松本零士の一周忌メモリアル特集!「元祖大四畳半大物語」は東映チャンネル初放送

東映チャンネルでは、2月に、2023年2月13日に亡くなった漫画界の伝説・松本零士さんをしのぶ一周忌メモリアル特集をおくる。松本さん原作の映像作品の中から、テレビアニメ2作品と実写映画1作品を放送する。

1954年、15歳の時に漫画雑誌「漫画少年」に投稿した作品「蜜蜂の冒険」で第1回漫画新人王に輝き、漫画家デビューを果たした松本さん。以降、月刊少女雑誌「少女」や「少女クラブ」などで執筆し、60年に入ってから少年・青年漫画誌のジャンルで活躍。71年から「少年マガジン」で連載した「男おいどん」が大ヒットし、自身の出世作となった。

70年代には「宇宙戦艦ヤマト」(日本テレビ系)をはじめ、「宇宙海賊キャプテンハーロック」(テレビ朝日系)や「銀河鉄道999」(フジテレビ系)などの作品がアニメ化され、テレビや劇場で流れヒットを記録。中でも、アニメ映画「銀河鉄道999(The Galaxy Express 999)」(79年)は、79年の邦画配給収入で1位となり、当時アニメ映画史上初となる快挙を遂げ、SF漫画・アニメブームの急先鋒として一時代を築いた。

テレビアニメからは、格好いい生きざまとビジュアルで松本作品の中でも一番の人気を誇るキャラクター・ハーロックが登場する作品を届ける。

宇宙海賊のハーロックが人類のために戦う姿を描いた「宇宙海賊キャプテンハーロック」(78〜79年/テレビ朝日系)の第1話と第42話(最終話)を放送。さらに、映画「わが青春のアルカディア」(82年)の続編として制作された「わが青春のアルカディア 無限軌道SSX」(82〜83年/TBS系)の全22話を一挙放送する。実写映画からは、松本さん自身が東京・本郷で下宿していた頃の苦節の時代をモチーフに描いた漫画「元祖大四畳半大物語」(70〜74年)を映画化し、曽根中生監督と共にメガホンを取った青春映画「元祖大四畳半大物語」(80年)をチャンネル初放送。

さらに、松本さんの命日である2月13日午後8:00からは「元祖大四畳半大物語」と「宇宙海賊キャプテンハーロック」をおくり、2月23~25日の3日間には、メモリアル特集でおくる全3作品を連日放送することも決定した。

日本だけではなく、世界中で愛される作品を世に出した漫画家・松本さんが逝去されてから1年。ロマンあふれるSFの世界観や人情味のあるキャラクター、笑いと哀愁が詰まった青春群像劇をぜひ堪能したい。

【番組情報】

「宇宙海賊キャプテンハーロック」(第1話/最終話
東映チャンネル
2月1日 午後4:00〜/2月13日 午後10:00〜/2月23日 午後7:00〜


「元祖大四畳半大物語」
東映チャンネル
2月3日 午後6:00〜/2月13日 午後8:00〜/2月23日 午後5:00〜


「わが青春のアルカディア 無限軌道SSX」(全22話
東映チャンネル
2月24・25日 午後5:00~10:30

※放送日時は変更になる場合あり。

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