□サビアの一人ごと

 デンギ熱が各地で流行り始めている。武田薬品製デング熱ワクチン「Qdenga」はブラジルにおいて、4歳から60歳までの人にだけ認可されている。サンパウロ日伯援護協会によれば、リベルダーデ診療所や日伯友好病院で診察を受けて、医者から処方箋(receita)を出してもらえば、ワクチンを取り扱っているクリニカ(Clínica particular)や薬局(Raia、Drogasil、Dragaria Sao Pauloなど)で打つことができるとのこと。1回の接種費用は約360~500レアル。3カ月後に2回目を打つ必要があるので高額だ。同ワクチンは米国などでは高齢者にも認可されている。ブラジルでも早く61歳以上の人にも認可してほしいところ。

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