萬田久子が息子を溺愛する母親役で「婚活1000本ノック」に登場。「野村周平くんはタイプなので心の底から守ってあげたい」

萬田久子が、フジテレビ系連続ドラマ連続ドラマ「婚活1000本ノック」(水曜午後10:00)の2月7日放送・第4話に出演することが分かった。息子の人生をすべて掌握する“クセ強母”を演じる。

3時のヒロイン福田麻貴が主演を務める「婚活1000本ノック」は、女子会や婚活といった女性目線の作品を多く手掛けている南綾子氏の同名小説が原作。婚活戦国時代と呼ばれる現代に、最新の婚活事情を通して登場人物たちをコミカルに描く婚活エンターテインメントドラマだ。

生涯のパートナーを求めて日々奮闘中の売れない小説家・南綾子(福田)の前に、クズ男・山田クソ男(八木勇征)が幽霊となって出現。山田は、自らが成仏するために綾子のバディとなって、彼女の婚活をサポートすることになる。一生懸命婚活に取り組むが、ダメダメな綾子の気持ちが空回りして遊び目的の男性に引っかかったり、相手を生理的にどうしても受け付けなかったり、いざ結婚が進みそうになるとおじけづいてしまったりと、婚活で出会う男性たちと展開する“恋愛あるある”が1000本ノックのごとく綾子へと浴びせられる。

萬田が演じるのは、婚活中の綾子が出会って早々に名付けた“小池”こと大池貴司(野村周平)の母・大池サツキ。サツキは大企業である「大池貿易」の社長夫人にして、長男・貴司の人生にとって、あまりに大きな存在として傍らにいる絶対的な母親だ。洋服、おもちゃ、受験の学校選びから交友関係に至るまで、サツキは息子の成長過程におけるすべての環境をコントロールしてきた。

生まれてこのかた、親の決めた枠からはみ出すことはないまま育ってきた貴司は、大学を卒業後に「大池貿易」に入社し、先々社長になることはサツキにとっても大池家にとっても既定路線だった。しかし、綾子と出会うことによって、貴司とサツキに異変が起きる。

これまで数々の作品で母親役を好演してきた萬田は、本作の出演に際し、「楽しく台本を読ませていただき、“人生オモロくなきゃ”をモットーにしている私としては、ウキウキしながらお引き受けさせていただきました。皆さんオンエアを見て『よくぞ萬田久子をキャスティングした! ぴったりすぎる』と感じること間違いなし!」と自信をのぞかせる。加えて、演じるサツキ役に関しては、「代々続く大会社の社長夫人。息子を愛するあまり余計なことをしまくります。皆さん初めての共演ですが、不思議な“ケミ”が発生していますよ」とコメント。

共演者の印象を「主演の福田さんはおっとりとしたかわいらしさの中に、鋭さを感じさせる魅力がおありだと思います。息子役の野村くんは私のタイプなので、心の底から守ってあげたい(笑)」と語り、「現場の楽しい雰囲気が皆さんに伝わることと思います。3人のシーンが皆さまのツボにハマりますように…」とメッセージを寄せている。

第4話。詐欺師男にだまされそうになった綾子は、相手に求める条件をあらためて考えることに。次に出会ったのは、モジャモジャの髪に眼鏡をかけた大池貴司、通称“小池”だった。小池と紅茶を飲みながら、綾子はさりげなく相手に求める条件をチェック。おおむねクリアするものの、ペットボトルの飲み方をチェックするのに手こずる。すると、綾子と小池の会話中に、幽霊の山田クソ男が現れる。

小池は、なんと年商5000億の大企業の御曹司だった。とんでもない御曹司である小池は、綾子との交際に前向きな様子。綾子の小説を読んでも引くことなく、「次号も楽しみにしています」と伝えてくれる。しかし、担当編集の相沢(白河れい)から、次号の綾子のページが3分の1カットになってしまったと告げられる。原稿を読んだ小池は綾子に賛辞の言葉を贈る。

小池にひかれていく綾子は「若くも美人でもない自分でいいのか」「逆に自分に求める条件はないか」と小池に尋ねる。何か言いかける小池だが、突然綾子の手を取って全速力で走り出す。そして、小池は真剣な口調で綾子に話し出す。これは、もしや告白?と思ったその時、2人の前にある人物が現れる。

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