クリス・ロック、リメイク版『アナザーラウンド』を監督へ

クリス・ロックが、アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した2020年製作のデンマーク映画『アナザーラウンド』の英語版のメガホンをとる。レオナルド・ディカプリオがアピアン・ウェイのジェニファー・ダヴィッソンらと共に製作を担う一方、クリスは脚本の共同執筆も行うという。

マッツ・ミケルセン主演の『アナザーラウンド』は、毎日飲酒することが社会生活や仕事へ及ぼす影響を証明するために実験を始める4人の教師の姿を描いていたが、マッツは以前、リメイク版ではデンマークとアメリカの文化的違いが出る可能性を示唆、「アルコールに対する文化的違いが国それぞれにある。特にデンマークとアメリカの間ではね」「いつも皆、アメリカではアプローチが違うんじゃないかって言うよね。そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」「この映画は人生を受け入れ、自らの人生を再発見することについてだ。もしそれが上手くできたら、アルコールに関してある程度自由にできると思うよ」と語っていた。

現在クリスは監督業に焦点を当てているようで、公民権運動の指導者マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの伝記映画のメガホンもとる予定だ。ユニバーサル・ピクチャーズが権利を獲得したジョナサン・イーグ著の伝記『キング:ア・ライフ』を基にした同新作には、スティーブン・スピルバーグが製作総指揮で参加する。

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