LIVゴルフの3季目がメキシコで開幕 ジョン・ラーム、香妻陣一朗ら新加入

ジョン・ラーム(右から2人目)はチーム「リージョン13」で会見(撮影/服部謙二郎)

◇LIVゴルフリーグ◇マヤコバ 事前情報(30日)◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇7116yd(パー71)

サウジアラビア政府系ファンドが支援する「LIVゴルフ」の2024年シーズンが2日(金)に開幕する。CEOを務めるグレッグ・ノーマン(オーストラリア)が設計したエル・カマレオンGCが舞台。今季からメンバーに加わった世界ランキング3位のジョン・ラーム(スペイン)、予選会でシーズン出場権を獲得した香妻陣一朗らはデビュー戦となる。

フィールドは今季から6人増え、計54人で予選カットなしの3日間54ホールをプレー。個人のストローク戦と、1組4人の13チームによる団体戦を並行して実施。賞金総額は2500万ドル(約36億7000万ドル)、個人戦優勝者が400万ドル(約5億9000万円)、団体戦優勝チームが300万ドル(約4億4000万円)を手にする。また「ワイルドカード」という個人戦の枠が設けられ、ローリー・キャンター(イングランド)とハドッソン・スワッフォードが参戦。キャンターはマヤコバを含む最初の2試合のみ、スワッフォードはフルシーズン出場するが年間の賞金レースには入らない。

ミケルソンはチーム「ハイフライヤーズGC」で練習(撮影/服部謙二郎)

ラームは「リージョン13」のキャプテンを務め、世界ランキング16位のティレル・ハットン(イングランド)、世界アマチュアランキング10位のカレブ・サーラント、香妻と一緒に予選会を突破したキーラン・ビンセント(ジンバブエ)を率いる。香妻はケビン・ナがキャプテンを務める「アイアンヘッズ」に入った。

昨年の年間王者テーラー・ゴーチ、グレーム・マクドウェル(北アイルランド)はブルックス・ケプカ率いる「スマッシュGC」に移籍。ハロルド・バーナーIIIが、ダスティン・ジョンソン率いる「4エースGC」に移籍。ブライソン・デシャンボー率いる年間チーム王者「クラッシャーズ」は昨年大会覇者チャールズ・ハウエルIIIも所属しており、団体戦ディフェンディングチャンピオンチームとしてスタートする。

<主な出場選手>
ジョン・ラーム、ティレル・ハットン、ダスティン・ジョンソン、ブライソン・デシャンボー、キャメロン・スミス、セルヒオ・ガルシア、マーク・レイシュマン、テーラー・ゴーチ、ダニー・リー、キーラン・ビンセント、バッバ・ワトソン、リー・ウェストウッド、グレーム・マクドウェル、ヘンリック・ステンソン、マシュー・ウルフ、ハロルド・バーナーIII、香妻陣一朗

練習場で談笑する、LIVゴルフ新加入のラーム(右)とハットン(撮影/服部謙二郎)

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