柿沢未途衆院議員が辞職願 4月に衆院3補選へ

柿沢未途被告

 東京都江東区長選を巡り公選法違反の罪で起訴された前法務副大臣で衆院議員の柿沢未途被告=自民党離党、東京15区=が1日、衆院に議員辞職願を提出した。近く許可されるとみられ、公選法の規定により、衆院島根1区、長崎3区補欠選挙と同じ4月28日に衆院東京15区補選が行われる見通しだ。3補選の結果は、岸田文雄首相の政権運営や9月の自民総裁選の行方を左右しそうだ。

 柿沢被告は昨年12月に東京地検特捜部に公選法違反(買収など)の疑いで逮捕、1月17日に同法違反罪で起訴された。

 島根1区補選は、細田博之前衆院議長の死去に伴う。長崎3区補選は、谷川弥一前衆院議員の議員辞職により行われる。

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