プロ野球は1日、沖縄、宮崎両県で10球団がキャンプインして球春到来を告げた。沖縄では阪神、DeNA、ヤクルト、中日、ロッテ、楽天、日本ハムの7球団が始動した。地元自治体や協力会の歓迎セレモニーの後、選手は早速、投打や守備練習などで汗を流した。
昨季38年ぶりの日本一に輝いた阪神は宜野座村の「バイトするならエントリー宜野座スタジアム」で、球団初の連覇へ向けてキャンプをスタートした。岡田彰布監督は就任2年目のキャンプ。「去年よりもっと良いチームを作って連覇の喜びをファンと分かち合いたいと思います」と高らかに宣言した。
球場には多くのファンが詰めかけ、目当ての選手のプレーに熱い視線を注いでいた。入団3年目で糸満市出身の岡留英貴投手も精力的に汗を流していた。
15日に広島、16日に巨人が沖縄に移動してキャンプを始める。パ・リーグ4連覇を目指すオリックスは2日、西武は6日に宮崎県で始動する。
沖縄県内でのオープン戦は2月23日に始まり、25日まで計10試合が予定されている。公式戦はセ、パ両リーグとも3月29日に開幕する。