韓国1月製造業PMI、1年7カ月ぶり50超え 生産と受注上向く

Jihoon Lee

[ソウル 1日 ロイター] - S&Pグローバルが1日発表した1月の韓国製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.2と、1年7カ月ぶりに景況拡大・縮小の分かれ目である50を上回った。主要輸出市場の需要回復で生産と受注がともに増加に転じた。

前月は49.9だった。

PMI構成指数のうち生産が1年9カ月ぶり、新規受注は1年7カ月ぶりに増加を記録。

受注増に伴い最終製品の在庫は過去5カ月で最も減少し、製造業の購買量は2022年4月以来の大幅増となった。

新規輸出受注は米中など主要輸出市場の需要回復により23年7月以来の増加となり、増加ペースも22年2月以来の大きさだった。

製造業の将来の生産に対する楽観度合いを示す指数は23年8月以来の高水準を付けた。国内外の景気回復への期待感が企業の景況感を支えた。

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