今年の春に福島県内の高校を卒業する人の就職内定率は、去年12月末現在96.3%で、過去10年の同じ時期と比べて3番目に高くなりました。
県によりますと、今年の春に卒業する県内の高校生のうち、就職を希望しているのは去年12月末現在3454人で、採用試験が解禁された9月16日からおよそ4か月間で3325人の内定が決まりました。このうち、2741人が県内での就職が内定しています。
就職内定率は96.3%と去年の同じ時期と比べ0.2ポイント上昇し、過去10年で3番目に高くなりました。
こうした状況について県は「企業の人手不足を背景に、就職希望者を上回る求人が出たことが要因」と分析しています。