東京都の転入超過80%増 コロナ前水準近づく

東京都は去年、転入した人が転出した人を上回る転入超過が6万8258人となって、一昨年から80%増え、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年の水準に近づきました。

総務省が公表した去年の人口移動報告によりますと、2020年と21年は超過数が減っていましたが、東京一極集中が再び加速しました。

集計によりますと、去年、東京都に転入した人は45万4133人で、一昨年から約1万4000人増えました。逆に転出した人は38万5848人で、1万6000人近く減りました。

総務省の担当者は、「コロナの流行が明け経済活動が活発化したほか、就職や進学に伴う若年層の東京への移動が増えた」と分析しています。

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