打ち合い制して4位浮上のトッテナム、ポステコグルー監督「勝ち点3は選手たちが良いキャラクターを示したから」

アンジェ・ポステコグルー監督がチームを評価[写真:Getty Images]

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、打ち合いを制したチームを評価した。クラブ公式サイトが伝えている。

1月31日のプレミアリーグ第22節でブレントフォードと対戦したトッテナム。先制を許す苦しい展開となったが、後半立ち上がりにDFデスティニー・ウドジェ、FWブレナン・ジョンソンの立て続けのゴールにより逆転。56分にはFWリシャルリソンのゴールでリードを広げると、その後は1点を奪われるも最後まで同点は許さず3-2で勝利した。

公式戦3試合ぶりの白星でプレミアリーグ4位に浮上したポステコグルー監督は、前半の苦戦を認めつつ巻き返しに成功したチームを称えている。

「前半は少しフラストレーションが溜まる展開だった。良いスタートは切れたはずだが、その後は自分たちのプレーができない状況に引きずり込まれたと思う。失点後は集中力を失い、規律の乱れから流れも悪くなってしまった。ブレントフォードはゲームを止めたり、自陣深くでの守備を強いたりするのがうまいんだ」

「後半の我々は良くなった。そして勝ち点3を獲得できたのは、選手たちの良いキャラクターがあったからだろう。我々はまだ若いチームであり、成長を目指し、自分たちのアイデンティティを見つけようとしている。前半はうまく対処できなかったが、後半はそれができていた」

「こういう試合ではそのまま引きずり込まれるか、自分の足で立ってプレーを押し通そうとするかのどちらかになる。勝ち負けではなく、チームとしてどうプレーしたいか、どう振る舞いたいか、どう行動したいか、我々にとって何が重要かを考えなければならない。後半はそこに戻り、全体的にチームの集中力がより明確になった」

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