エド・シーラン、猫カフェで演奏を試みるも猫たちに不評

エド・シーランは史上最も成功したレコーディング・アーティストの一人かもしれないが、だからといって猫のコミュニティで人気があるとは限らない。最近ツアーで来日していた32歳のシンガー・ソングライターは、10年前に訪れた猫カフェに再び立ち寄り、プライベート・コンサートを開いたものの、せっかく彼が披露した「Thinking Out Loud」(2014年)の弾き語りも猫たちにはあまり歓迎されなかったようだ。

現地時間2024年1月30日に投稿されたインスタグラムの動画では、アコースティック・ギターを抱えた彼が「歌を聴きたいひと?」と言うが、猫たちはご飯に夢中で反応がない。そして彼がギターをひと鳴らししただけで、1匹を除くすべての猫がその場から逃げ出した。唯一残ったグレーのエキゾチック・ショートヘアーとみられる食いしん坊は、エドの演奏よりカリカリに興味があるようだった。

「前回の訪問よりうまくいったとはまったく言えないね」とエドが言うと、動画は同じ猫カフェで同じように無表情な聴衆(猫)のために「Thinking Out Loud」を披露した10年前の映像に切り替わる。彼は、「2014年に僕から逃げた猫たちを取り込もうとしたけど、結果は同じだった」とキャプションを添えている。

エドは、1月6日に開催された【2023 プライムタイム・エミー・クリエイティブ・アーツ・アワード】で、ドラマ・シリーズ『テッド・ラッソ』のためにマックス・マーティンとフォイ・ヴァンスとともに書いた「A Beautiful Game」が、<歌曲部門>(Outstanding Original Music and Lyrics>に輝き、同賞を初受賞した。2023年10月にアルバム『オータム・ヴァリエーションズ』をリリースしてから現在もツアー中で、3月中旬までアジアでの公演が予定されている。

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