NBAドラフトが2日に分けて開催すると発表

2巡目は翌日開催に移行へ

現地1月31日(2月1日)、NBAはNBAドラフト2024を2夜開催にすると発表した。現地6月26日に1巡目の指名を行い、翌27日に2巡目の指名を行うスケジュールになっている。

発表によると、1巡目指名はブルックリン・ネッツの本拠地であるバークレイズ・センター(ニューヨーク州ブルックリン)で開催。続く2巡目指名は、ニューヨークにあるESPNのシーポート・ディストリクト・スタジオで開催になるという。また1巡目では、次の指名までに5分間のインターバルが設けられていたが、2巡目では2分から4分に増やす。

NBAのジョー・デュマーズエグゼクティブ・バイス・プレジデントからは「リーグ中、バスケットボール・エグゼクティブからNBAドラフトのフォーマットに関するフィードバックと、私自身のドラフト会場での経験に基づいてのもの。2日に分けることで各チームは編成を考えることができ、また2巡目では決断を下す時間が増えることで恩恵を受けると考えている」とコメントを発表している。例年、NBAドラフトの指名では並行してトレードも成立しているが、2日間に分かれることによってチーム編成を考える時間が増え、より活発に動く可能性がありそうだ。

日本人のドラフトでは1981年に岡山恭崇(元住友金属)が8巡目171位指名でウォリアーズから指名されたのが初。2019年には八村塁(レイカーズ)がウィザーズから1巡目9位で指名されている。また、日系アメリカ人としては故ワッツ・ミサカ (三阪亙) 氏がニックスから1947年の7巡目61位で指名を受けている。ミサカ氏は非白人史上初のNBA選手として活躍している。

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