散らかる物はひとまとめ！家族が使うこまごました物など散らかりがちな物をまとめれば、片づけがぐんとラクに。子ども3人のワーママが編み出したその場で片づく仕組みをご紹介。片づけを続けるためのモチベアップ法も必見です。
＜教えてくれた人＞
整理収納アドバイザー みやさん（愛媛県 44歳）
夫（40歳）、長女（13歳）、二女（11歳）、長男（8歳）の5人家族。仕事は医療関係のパート勤務。著書に『イツカを手放してイマを身軽に生きる方法』（エムディエヌコーポレーション）。インスタ＠miyasan.2020
◎HOUSE DATA◎
持ち家一戸建て／築7年／3LDK（約109平米）
散らかる物はひとまとめにするとそこだけサッと片づければよし！に
家族がよく使うこまごました物や、プリント類、付属品が多いゲームなど、散らかりがちな物は1カ所にまとめたり、セット収納にすることで片づけがグンとラクに！
家族がよく使う物はファミリークローゼット1カ所にひとまとめ
リビングに隣接する1畳半のクローゼットに、家族がリビングでよく使う物をひとまとめ。「小2の長男は着替えも宿題もリビングでするので、服や学用品もここにしまっています」。
こんな物は全部ここ！
■ 家族のアウター ■ 長男の服 ■ 文房具のストック
■ 保管している書類 ■ 薬 ■ パソコン ■ アクセサリー
■ 図書館で借りた本 ■ 長男のランドセル
■ 長男のお稽古バッグ ■ 長男の教科書類
■ 家族の病院セット など
いざというとき持ち出しやすいよう、病院セットは人別にひとまとめ
セリアのファスナーつきポーチに名札をつけ、診察券やお薬手帳、保険証、小銭などを人別にセット。「いざというとき、夫や近くに住む私の母にもひと目でわかるようにしています」。
プリント＆お便りはママの定位置すぐ横にひとまとめ
毎日座る場所の横の壁に100均の石膏ボード用フックでBOXを引っ掛け、子どものプリント類を収納。筆記具や手帳、提出物に押すための印鑑もここに集めるとサッと取れてラク！
来客時はBOXごと外せばOK！
食器をさげやすいよう1人分ずつトレーにひとまとめ
5人分の食器を片づけるのは手間がかかるので、朝食も夕食も1人分ずつニトリの大判トレーにまとめて配膳するスタイルに。「食べ終わった食器をシンクに戻す作業がラクになりました」。
付属品が多いボードゲームはブーツケース＆ポーチでひとまとめ
大盤の人生ゲームは、ロングブーツ用のケースがジャストフィット！付属品は種類ごとにファスナーつきポーチや蛇腹ファイルで分類し、ブーツケースにまとめて収納しています。
上手なモチベアップで「続く片づけ」を手に入れる
生活している以上、片づけに終わりはないので、続けやすいことや家族の協力は不可欠。自分や家族のモチベーションが上がる方法を見つけることも重要です！
「週末の午前中は片づけタイム！」と決めてエプロンをつけてスイッチオン
共働きで多忙だから、平日は朝晩の簡単なリセットで頑張りすぎず、週末の午前中を片づけタイムに充てています。「私の場合、エプロンをつけるとやる気スイッチがオンに！」。
30分タイマーをかけると、気乗りしない日も自動的に手が動く
やる気が出ないときはキッチンタイマーをセットし、30分だけ集中。夫や子どもにも声をかけ、30分でどれだけ変わるか、ゲーム感覚で楽しみながら各自のスペースを片づけます。
「今月の目標」を書き出すとなんだかやる気になる！
手帳に「物を50個手放す」など毎月の目標を書き、月末にできたか確認。「書くことで部屋だけでなく、自分の頭の中も整理できます。できたことを確認すると、来月のやる気アップにも！」。
「片づけると気持ちがいいね！」と言葉にして共有すると、子どもも自然と片づけるように
二女のデスクまわりはいつもスッキリ。「片づいていたほうが使いやすいし、勉強もしやすいから」と本人に言われ、片づいた状態の気持ちよさが家族に浸透していることを実感。
ゴミ入れもイスにフックで引っ掛け収納
ゴミ箱代わりの紙袋にポリ袋をセットし、ピンチつきのフックでイスの背に。省スペースで掃除もしやすい！
おもちゃを売ったら、売上は子ども本人のお小遣いに♪
定期的におもちゃの量を見直し、カゴに入るだけに限定。「フリマアプリで使わないおもちゃを売り、その売上金を子どものお小遣いにしたら、積極的に手放してくれるように」。
参照：『サンキュ！』2024年2月号「散らかる家→散らからない家」より。掲載している情報は2023年12月現在のものです。撮影／林ひろし 構成／竹下美穂子 取材・文／鹿島由紀子 編集／サンキュ！編集部
