西武・甲斐野央投手が入団会見「50試合登板は必ず達成したい」 山川穂高の人的補償

球団提供

渡辺GM「色々な経験をして復活している選手」

国内フリーエージェント(FA)権を行使してソフトバンクに移籍した山川穂高内野手(32)の人的補償で、西武に移籍した甲斐野央投手(27)が1日、入団会見を行った。

東洋大から2018年ドラフト1位でソフトバンクに入団した右腕は、1年目から65試合に登板し、同年のプレミア12では侍ジャパンの世界一にも貢献した。2020年に右肘を痛めてオフに手術を受けたが、2021年に実戦復帰。2022年には自己最速160キロを計測し、昨季は46登板で3勝1敗2セーブ8ホールド、防御率2.53をマークして、完全復活の兆しを見せていた。

甲斐野は「とても緊張しています。中継ぎという役割ですが、1つの目途として50試合登板は必ず達成したいです」と意気込む。また、「いち早くチームに溶け込んで、パ・リーグ優勝、日本一に貢献できるよう、ライオンズに来てくれて良かったと思ってもらえるようにしっかり勝負したいと思います」と新天地での活躍を誓った。

会見ではファンからの激励の言葉が寄せ書きされた色紙も送られ「勝ってファンと喜びを分かち合いたいです」と決意を示した。

渡辺久信GMは「とても明るい好青年なので、チームにもすぐに溶け込めると思います。色々な経験をして復活している選手で、スキルも持っています。中継ぎ陣同士が高いレベルで争ってくれればと思います」と期待を寄せた。



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