アイ・オー、4K/60Hz出力対応の携帯ゲーミングPC用ドック。PD給電や有線LANに対応

「US3C-GCHD/HN」

アイ・オー・データ機器は、携帯ゲーミングPC用のドック「US3C-GCHD/HN」を3月下旬に発売する。価格はオープンだが、税込7,980円前後の実売が予想される。

携帯ゲーミングPCをスタンド部に立てかけ、PD給電やHDMI出力、USB周辺機器の接続などが行えるドック。スタンド部の幅は約23mm、角度は115度で、Valve「Steam Deck」、ASUS「ROG Ally」、Lenovo「Legion Go」といったデバイスに対応する。

「ROG Ally」を接続した様子

ドックにはインターフェースとして、電源入力用のUSB-C、デバイス接続用としてUSB-CとUSB-A×2、有線LAN(1Gbps)、HDMI出力を搭載。ポータブルゲーミングPCとドックは、長さ15cmのUSB-Cケーブル1本で接続する。

背面端子部

HDMI出力については、最大4K/60Hzをサポート。同社ゲーミングモニター「GigaCrysta」シリーズとの組み合わせでは、フルHD/240Hz、WQHD/120Hzの動作も確認済となっている。なお、アスペクト比21:9のモニターへの出力、およびHDCPについては非対応。

また電源供給については、最大100WのUSB PDに対応するため、ゲームをプレイしながらでも充電を行うことが可能。ドックで使用する10Wを引いた電力をゲーミングPCに供給するため、たとえば45WのACアダプターを使用した場合、35WがゲーミングPCに供給されるとしている。

ゲームでの使用イメージ

ドックのUSB端子では、マウスやキーボードなどのデバイスだけでなく、同社外付けSSDとの接続も動作確認済み。USB端子はUSB-CとUSB-A×2の合計3ポートが用意され、電力の合計出力は5V/1.5Aとなっている。

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