西村康稔氏「裏金」でなく「清和会からの寄付」として修正報告 疑問の声と共に「負けないで!」エールも

自民党の裏金事件の渦中にあった安倍派の幹部〝5人衆〟の1人で、〝架空パーティー〟報道などでも注目された西村康稔前経済産業相(61)が1月31日深夜にX(旧ツイッター)を更新。自身の政治団体で、「裏金」ではなく「清和会からの寄付」として収入内訳の修正を行ったと報告した。

西村氏は「本日、清和会からの還付金について、私の政治団体の収支報告の修正(収入内訳の変更)を行ったことをご報告します」と切り出し、「5年間で合計100万円の還付金については、全額、これまで私自身の政治資金パーティーの収入の一部として記載しておりましたので『不記載』『個人の所得』『裏金』との指摘はあたりませんが、検察当局からの指摘を受け、『清和会からの寄付』として、収支報告書において必要な収入内訳の修正を行いました(したがって、各年の収入総額や繰越金額に変更はありません)」と投稿した。

西村氏の投稿に対し、フォロワーからは「修正で済まされる話ではないです」「なぜ、個人の所得に当たらないのか、その説明を求めます」「政治資金収支報告書に記載義務があるにも関わらず、キックバックであることを国民に隠していたということですね?」「国民は1年前の資金を申告しないと普通は脱税とされます。議員先生の皆様は修正すれば罪に問われないと思ってるようですが」といった指摘が続いた。

その一方では、「お疲れ様でした」「他の議員に比べれば極めて少額なのに,駅頭に立ち,しっかり修正するその真面目さ,流石です…!!」「西村先生、これからも応援しています」「西村さんが復活する事を願います」「今後のご活躍に期待しています」「負けないで!」などと〝支持者〟からのエールも相次いだ。

(よろず~ニュース編集部)

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