夜の運転中に目撃した「横断歩道を渡る猫」がX上で話題になっています。
投稿したのは、Xユーザーの「たろす@bnr34(@bnr3432015425)」さん。
当ポストは2024年1月30日時点で13万件を超えるいいねが集まり、大きな反響を呼んでいます。記事後半では自動車の任意保険料の保険金支払額についても紹介します。
※投稿された写真は【写真5枚】をご参照ください。
※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
横断歩道を渡る猫の「スローな動き」が話題に
「何だこの猫 渡ったあとは普通にスタスタ歩いていったし」そんなコメントとともに投稿されたのは一本の動画でした。
夜間の道路の様子が収められた動画には「横断歩道を渡る猫」の姿。猫は非常にゆっくりとした動きで歩いており、10秒ほどかけて一歩前進といった具合です。その光景は、まるでスロー動画を見ているかのよう…。
猫は横断歩道の中央手前に来ると、一瞬動きを止めました。再びゆっくりと歩き出し、動画が50秒ほど経過した時点で横断歩道の真ん中に到達。
その後も猫は前へ進んで行き、横断歩道を渡りきる頃にはおよそ2分が経過していました。暗闇でゆっくりと動く姿は少々奇妙で、遭遇したら思わず二度見してしまいそうです。
「危ないな」と思い停車したら、猫がいた
投稿主のたろすさんに、詳しいお話をうかがいました。
動画を撮影した時刻は22時頃で、車で帰宅している途中の出来事だったそう。当時の状況について「横断歩道上に動物の影があったので、危ないと思い止まったら猫でした」と教えてくれました。
猫は車が近づく前(ライトが当たる前)からゆっくりと歩いていたといい、動画のように歩いていたのは「横断歩道を渡るときだけ」だったそうです。
渡り切ったあとはスタスタと歩いていったとのことで、なぜこのような歩行をしていたのか謎が深まります。
「うちの猫もします」Xでは推測の声や経験談が続出
ゆっくりと歩く猫の姿が投稿されると、Xユーザーから多様な意見が寄せられました。
「すぐ逃げるだろうと減速しない人もいる中、止まってくださりありがとうございます」「この暗い道でライトを消したら見えにくくなり危険なので、通り過ぎるまで待つのが的確だと思います」「うちの猫も雷が鳴るとこの動きをします。なにかに怯えていたのではないでしょうか」。
状況を推測する声や似た経験をした人からのコメントのほか、13万件を超えるいいねが集まるなどポストは大反響となりました。
何だこの猫
渡ったあとは普通にスタスタ歩いていったし pic.twitter.com/T7ivTgsaAA
— たろす@bnr34 (@bnr3432015425) January 15, 2024
動物との事故を起こしてしまった場合の保険に関して
運転中に道路を横断する動物を目にして、驚いた経験がある方もいるのではないでしょうか。ここからは、万が一動物との事故を起こしてしまった場合の保険について紹介します。
動物との事故は人身事故ではなく「物損事故」として扱われます。そのため、適用される保険は「自動車保険(任意保険)」となり、一般的には「対物賠償保険」を利用して飼い主に賠償することが多いです(場合によっては飼い主より損害賠償の請求をされるケースもあるようです)。
なお、損害保険料率算出機構の「自動車保険の概況」によると、任意自動車保険のうち「対物補償」の支払い件数は179万6875件、支払保険金は6億663万1376円(2021年度)とのことです。
夜間の運転時も、最大限の安全を確保したい
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「横断歩道をゆっくり歩く猫」を紹介しました。
夜間の運転中に遭遇したら、思わずヒヤッとしてしまいそうな光景でした。万が一、運転中に動物が現れても冷静に対処できるように、普段から安全な走行を心がけたいですね。
なお、投稿主の「@bnr3432015425」さんは、今回ご紹介した写真のほかにも、Xで車に関すポストを多数投稿されています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
参考資料
- @bnr3432015425
- 損害保険料算出機構 自動車保険の概況 2022年度版(2023年4月発行)
- チューリッヒ株式会社 犬や猫との交通事故や野生動物のロードキルの対処。自動車保険は使える?