ドライバー不足や高齢者の移動手段確保 千葉・横芝光町で自動運転バス実証実験

ドライバー不足や高齢者の移動手段確保 千葉・横芝光町で自動運転バス実証実験

 千葉県横芝光町では、ドライバー不足や高齢者の移動手段が少ないことなどの問題を解消するため、自動運転のバスを公道で走らせる実証実験を2月2日から始めます。

 実証実験は、横芝光町が自動運転で走行するバスを約2年間に渡って実際に公道で運行させるもので、費用は国の補助金を活用します。

 町によりますとバスの四方には、センサー付きのカメラがつけられていて、信号機や障害物を自動で感知しながら走行するということです。

 初期段階は、運転席にドライバーが座り遠隔でも、別のスタッフが随時監視をして緊急事態に備えますが、2025年以降には遠隔監視のみでの走行を目指すということです。

 バスは、2日からJR横芝駅を起点にして約5.5キロの公道を1日10便運行し、町民などが無料で乗ることができます。

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